はじめに…

はじめに・・・

 

少子高齢化社会という言葉を耳にしたことはある方が多いと思います。

2030年には65歳以上高齢者の割合が人口全体の3割に上ると予測されています。

この割合は3人に1人が65歳以上高齢者になる割合です。

 

そして少子高齢化と同時に核家族化も進み、65歳以上高齢者が1人で暮らす独居高齢者も近年増加傾向にあり、誰にも気づかれずに1人で亡くなっている、いわゆる孤独死なども近年問題になっています。

 

実家のご両親と離れて暮らしている方は、親御さんの様子など連絡を取合い、確認されていますか?

 

特に持病がなくて、健康にしている方でも突然の事故や病気に見舞われ、突然亡くなってしまう場合があります。

 

通常、順番にいけば子どもより親が先に寿命が尽きて亡くなる場合がほとんどだと思います。

しかし、突然の別れや余命のわかる状況は避けられない現実です。

 

もし、突然の別れが訪れ身近な人が亡くなった時はどうすればいいのでしょうか・・・?

 

普段は死に直接関わる仕事をしていない私たち一般の人々は、死に対面する機会が少ないことがほとんどです。

しかも、そういった場合にどのような準備や手続きをしたらいいのか?を教わったり、知る機会がない方が殆どだと思います。

 

急いでネットなどで検索し、悲しむ暇もないままに慌てて葬儀場の手配、葬儀、火葬、初七日忌法要まで済ませ、それが終われば各種諸届の提出や手続きに追われ、ひと段落ついた・・・と思ったら、今度は遺産相続で揉めてトラブルに巻き込まれる・・・など、これらは実際によくあるケースです。

 

ここでのお役立ちコラムでは、身近な人が亡くなったときにどうすればいいのか、具体的な準備や心構えについてこれから少しずつご案内していきます。